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    5-3.目的語が2つある文 - 英語 英会話.com

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    5-3.目的語が2つある文

    次の例文34と例文35は、目的語が二つある文だ。目的語を2つ
    並べて使うときは、例文にあるように「人」→「モノ・コト」の
    順にするのが原則である。

    例文34 He gave her a new dress.
        彼は彼女にプレゼントを贈った。
    例文35 He made her a new dress.
        私の時計があなたの子どもに盗まれた。

    ただし、例文34と例文35は次のように言い換えることができる。

     A)He made her a new dress.
     B)He made a new dress for her.
     C)He gave her a new dress.
     D)He gave a new dress to her.

    このように、「人」+「モノ・コト」の順を入れ替えると、
    「モノ・コト」+前置詞+「人」となるわけだが、前置詞を
    for にするか、それとも to にするかは、動詞の意味による。

    相手がいなくても実行できる動詞であれば for、相手がいなけ
    れば実行できない動詞であれば to だ。

    Bの文の make のように相手がいなくても「作る」ことはでき
    る、だから for。Dの文の give のように相手がいなことには
    「あげる」ことはできない、だから to というわけだ。

    make の仲間には、buy(買ってあげる)、cook(料理してあげ
    る)、knit(編んであげる)、などがある。
      
    また、give の仲間には、show(見せる)、tell(伝える)、teach
    (教える)、send (送る)、pay(支払う)、hand(手渡す)、等が
    ある。

    ところで、ここまでの話は学校や塾で習う知識だが、AとBの文
    ではニュアンスの違いに気付いただろうか。

    Aの文は「彼は彼女にドレスを作ってあげて、そのドレスは彼女の
    手元に届いた」というニュアンスだ。これに対して、Bの文は「彼が
    ドレスを作ったのは、彼女のためだ」というニュアンスになる。

    つまりBの文の for は「向けられた方向」だけを示す前置詞なので、
    「到達したかどうか」までは言及していないのだ。

    他方、CとDの文ではニュアンスに違いはない。for と異なり、to
    は「到達したこと」を含むので、Cの文でもDの文でも、ドレスは
    彼女の手元に届いているからだ。これは何を意味するかというと、
    Cの文をDの文のようにわざわざめんどくさい表現にすることは
    あまりない、ということだ。このことは先に挙げた give の仲間
    全部に言えることなのである。


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