2-1.過去形と過去進行形の違い

 英語の勉強が進んでゆけばゆくほど、頭が痛いのが「語彙」の壁で
 ある。まとめて覚えようとすればするほど、覚えられなくなるから
 不思議だ。

 ただ、中学で習う基本動詞の過去形と過去分詞形はどうしても覚え
 ておかなくてはならない。本講以降で扱う過去形や、現在完了形、
 現在分詞・過去分詞形で使う必須の知識だからだ。

 動詞の過去形・過去分詞形は、基本的に語末に“-ed”をつければよ
 い(規則変化)。しかし、不規則な変化をする単語が以外に多い。
 下のリンクから一覧表をダウンロードできるので、繰り返しおさら
 いして覚えてほしい。
 表には、代表的な意味をのせてあるが、必ずしもその意味に限られ
 ないことお断わりしておく。

 <無料>不規則変化一覧表


 過去形・過去分詞形の発音にも注意が必要だ。発音記号を付けてお
 いたので、自信のない発音は、同じ発音記号を含む単語の発音を真
 似ながら、練習してほしい。


 さて、過去形と過去進行形の違いの説明に進もう。

 例文6 My wife was watching TV when I got home.
    私が帰宅したとき、妻はテレビを見ていた。


 過去形と過去進行形については、受験界に「誤解」がある。

  A)My wife was watching TV when I got home.(例文6)
  B)My wife watched TV when I got home.

 Aの文は過去進行形 was watching を、Bの文は過去形
 watched を使っている。そして、受験では、進行形は「そのとき
 だけ瞬間的にやっていることだ」と説明される。これが「誤解」だ。

 現在進行形のところでも述べたが、進行形は「まだ終わっていない
 状況」を表す。このことは過去進行形でも同じだ。これに対して、
 動詞の過去形は、現在とは無関係に、過去の状況や動作を表す。

 だからAの文は、「妻は私が帰宅する前から」テレビを見ていた
 という状況を示している。それに対してBの文は、私が帰宅した
 ときだけテレビを見ていたことになる。

 受験上、Bの文が不適切とされるのは、妻がテレビを見ていたのは、
 通常私が帰宅する前から見ているのが普通だからなのである。
 Bが示すような状況はありえないわけではないのだ。

 練習してみよう。次のCの文の(  )内には、heard(過去形)
 と was hearing(過去進行形)のどちらが入るのが自然だろうか。

  C)She( )the strange sound when she was cooking.

 文の意味は「彼女が料理をしているときに、変な音が聞こえてきた」
 だ。この「変な音」は、彼女が料理をする前から聞こえてきたわけ
 ではない。瞬間的に聞こえた音だと考えるのが普通だろう。
 従って、過去形 heard が自然な表現になる。

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コメント

No title

わかりやすかったです!

Re: No title

> わかりやすかったです!


ありがとうございます!!
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