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    1-9.状態動詞の進行形? - 英語 英会話.com

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    1-9.状態動詞の進行形?

     1-8の続きだが、学校で習うように「状態動詞は常に進行形にしな
     い」と考えてしまうと実際の会話で苦しい思いをしてしまう。状態
     動詞にも、進行形にする場合があるからである。

     相手が「自動的に終了する」ということに納得するような場合には、
     状態動詞でも進行形にするのだ。

     まず、「見る」「見える」で考えてみよう。

     「見る」という場合、look at, see がある。同じ「見る」でも、
     look at は顔(視線)を対象の方へ向けて「見る」、seeは自分の視界
     に対象が入ることで「見える/分かる」、という意味である。

     例えば、“He looked at the sky to see what the weather
     was like.(天気はどうかと空を見た)” は、空に顔を向けるのが look、
     様子を確かめるのが see で表現されている。

     ここまでは、いい。しかし、ここからが問題だ。

     学校や塾で習うように、『see は「見える」という意味の状態動詞だから
     進行形にできない』、とバッサリ切り捨ててはいけない。実際の英語で
     は、see の進行形をよくみかけるのだ。    
      
      A)She is seeing him.(彼女は彼と付き合っているんだ)
      B)He is seeing that picture.(彼はあの絵を見ているところだ)
      C)I see. (分かった)

     Aの場合の see は「付き合う」という行動を示すので、お付き合いが自
     然消滅することは当然ありうる。だから進行形にしても違和感はない。

     Bの場合の see は「見ている」という状態を示すが、いずれ自動的に終
     わる。だから進行形を用いて何の問題もない。

     しかし、Cの場合の see のように「分かる」という意味で用いる場合に
     は進行形にすることはできない。理解したことが自然消滅することは
     ないからである。

     同じことは、hear(聞こえる)と listen to(聞く、耳を傾ける)にも
     当てはまる※注。hear(聞こえる)も自動的に消滅するから、進行形に
     するとができる。学校や塾で習ったように「listen to は進行形にできる
     が、hear は進行形にできない」ではなくて「どちらも進行形にできる」。

     このように、see や hear に加えて、think なども、よく進行形で使わ
     れる。このほか、have は、「持っている」という意味では進行形にしな
     いが、「食べている」という意味では進行形にすることができる。

     進行形にできるかどうかのポイントは、「行動を表す動詞か状態を表す
     動詞か」ではなく、伝えたい内容が「自然消滅する」と相手が了解する
     かどうかなのだ。

       ※注 listen to と hear の意味の違いを理解しておくことは重要である。listen to は顔
       (耳)を向けるイメージ(〝Are you listening to me?" 話聞いてるの?)だが、hear はその必要
       はない(〝Can you hear me?" 電話などで「声聞こえる?」)。しかし、このような区別が「進行
       形にできるかどうか」の基準にはならないのである。



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