3-3.「~前」「~後」

 「~前」「~後」という表現は、誤って使ってしまうことが多い。
 そこで、現在を起点とする場合と、現在以外を起点とする場合に
 分けて、使い方を整理しよう。

(1)今を起点とした場合

 現在からみて、「2週間後」は in two weeks”、「2週間前」は
 two weeks ago だ。また、時間を区切らないで「後ほど」と
 いう場合は later を使う。
  A)I went to America two weeks ago.
  B)I am going to America in two weeks.
  C)I'll call you later today.

image13.jpg

  ただし、次の場合は ago や in の助けを借りず、単独で使う。

image15.jpg
※注 現在を起点とする場合は next week だが、今以外を起点とする場合は the next week になる(→「人の話を引用する場合」参照)。


(2)過去や未来を起点とした場合

 過去や未来を起点として「~後」は after や later を、「~前」
 は before を使う。

 これらのうち、after は、何かしらの具体的な出来事や行動を起点
 にするのに対して、later は明確な時間を起点とする。beforeは、
 after と later の反意語である。

 下のDの文は、いずれも「彼との昼食から1時間後、仕事に戻った」と
 いう意味だ。

  D)After an hour of lunch with him, I got back to work.
    An hour after lunch with him, I got back to work.
    After I had lunch with him, I got back to work.
    I had lunch with him. An hour after that I got back
    to work.
    I had lunch with him. An hour later I got back to work.

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3-2.未来なのにwillを使ってはいけない!?

 次のG~Iの文を見比べてほしい。

  G)You should visit Sensou-ji Temple when/if you go to Tokyo.
  H)Please tell me when you will get home?
  I)Do you know if she will come to the party?

 Gの文は、(東京に行ったとき)、浅草寺によってみたらいいです
 よ」という意味だ。しかし、「東京に行く」のは未来のはずなのに、
 will が入っていない。これはなぜだろうか。

 繰り返しになるが、will は、将来のことがらのうち、これから
 することについて「意思」を表す場合に使う。すると、Gの文で
 you が東京に行くかどうかが分かっていないときは、Gの文の
 ように will を入れない。反対に、youが東京に行くことが分か
 っていれば when/if you will go to Tokyo. としなければ
 ならないのだ。

 受験で「時を表す副詞節や条件節では“will“は使わない」と
 教わるが、実はそうとは限らないのである。

 これに対して、Hの文のように「何時に家に帰るかを教えて」と
 いう場合「何時に家に帰るか」は、まさにあなたの「意思」だ。
 だから will が入る。
 同じように、Iの文のように「彼女がパーティにくるかどうか
 教えて」という場合も、「彼女がパーティにくるかどうか」は
 彼女の「意思」だ。だから will が入る。

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3-1.未来を表すさまざまな表現

 未来を表す表現には、3通りある。“will”と“be going to+
 動詞の原形”と“is/am/are ~ing”(現在進行形)だ。

 例文14 Will you marry me?
     私と結婚してくれませんか。
 例文15 I am going to have an English class tomorrow.
     明日、英語の授業があります。
 例文16 I am going to America in two weeks.
     2週間後にアメリカへ行く予定です。

 まず、“will”と“be going to”と現在進行形には、下の図の
 ような使い分けがある。

image9.jpg

 例文14のように、“will”は、将来のことがらのうち、これから
 することについて意思を表したり、これから起こることを予想
 する場合に使う。つまり、すでに決まっていることに will は
 使わない。

 これに対して、例文15の“be going to”は、将来のことがらの
 うち、今すでに決まっていることに使う。

 これらに加えて、現在進行形(be+~ing)も未来を表すことCは
 すでに述べたとおりだ。例文16のように、未来を表す“be+~ing”
 は、日時や場所が具体的に決まっていること(例えば、相手と約束
 が済んでいるような場合)に使われる。現在進行形を使っているの
 で、今のことが将来にも続いていくイメージだ。

 練習してみよう。次のA~Dはどのようなニュアンスをもっている
 だろうか。
  A)What will you do tomorrow?
  B)What are you going to do tomorrow?
    What are you doing tomorrow ?
  C)It will be fine tomorrow.
  D)It is going to be fine tomorrow.
  E)Do homework by tomorrow. ― I'll do it !
  F)Do homework by tomorrow. ― I'm going to do it !

 Aの文は「あなたは明日、何をする予定ですか」という意味だが、
 相手に予定を尋ねたいときは、実は will は使わないのが普通
 である。「予定」はふつうすでに決まっているからだ。

 相手の予定を尋ねるときはBの文のようにすればよい。

 CとDの文のように、明日の天気を言う場合はどうだろう。
 結論から言えばこの場合はCとDのどちらでもよい。ただ、Dの
 文では、現在進行形を使っているので「今の空の状態からすると
 晴れだろう」というニュアンスになる。

 EとFは返事の場面だ。「明日までに宿題をしなさい」と言われ
 たときにEの文のように will を使うと、自分はそのときまで
 宿題はするかどうかを決めていなかったことになる。
 これに対して、Fの文のように be going to を使うと、自分
 は宿題をすることを決めていたことになる。つまり「ちゃんとす
 ることになっているよ」という優等生っぽいニュアンスがでるの
 だ。

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